邪魔しちゃいけないんだ
彼は奥さんと生きる道を選んだんだから
二人の幸せを祈るしかないんだ
わかってるよ
わかってるけど 辛いよ
彼の声が 指が 笑顔が 忘れられない
いつも 不安定な私だったけど
しっかり受け止めてくれて
愛情をいっぱいくれた
でも それは ただのセフレとして?
わたしは 好きで好きで 好きで好きで
たまらなく好きになっていってたのに気がつかなくて
あなたが いなくなって ようやく わかったよ
こういう運命の歯車だったのかなぁ。
もう逢えないのかなぁ。
忘れなくちゃ・・・・・
ぽっかりと 空洞が空いた私の心
愛が欲しいよ
《これから先は妻の為に全部の愛情を注いでやりたいんだ。
りが とはここで終わりにしたい。》





このメールを読んだ時 
頭の中を 文字だけがぐるぐる まわって 目の前が真っ暗になった。



今 ようやく 冷静に考えることができるようになったきた。



奥さまのガン発症。




これに 立ち向かうんだから 彼の選択は まったくもって
正しい。



あの時 わたしは
言葉では ‘奥さんのこと祈ってます’ なんて 綺麗事のメールを
送ったけど 彼への未練でいっぱいだった。 
そうして みっともない泣きごとを 日記にぶつけていく。


人の生き死にの前で なんと愚かな女だったろう。



彼には精一杯 奥さんを支えていってもらいたい。
悔いのないように 愛情を そそいでもらいたい。



今 こころの底から思う。



わたしが愛した人が愛する人を・・・・ 神様 どうか お願いします・・・・
元気にしてやってください。



そして 二人が 幸せを感じられるような、そんな日々を、時間を、
希望を お与えください。




わたしが 彼に支えて来てもらって 幸せだった日々の記憶や思い出は
すべて お返しします。
だから お願い。


彼と彼の奥さんが 心の底から 笑いあえる時を 幸せだなぁって
思える時を 神様の采配で プレゼントしてくれませんか。




淋しかったわたしに 彼をプレゼントしてくれた神様。
もう わたしは 充分です。



有難うございました。



彼を 奥さんに お返しします。





わがまま ばかり言ってきたけど
8年もの長い間 彼には 感謝してもしつくせないことばかり。




まだ 胸は痛いけど この痛みとともに 




ありがとう。

さようなら。

ファイトだよ。

幸せな結末を・・・・信じ 祈ってます。










JUJUの‘この夜をとめてよ’と‘願い’

今 はまって 聴いている曲だ。




残念ながら 歌詞のペーストは禁止になってるみたい。

せつない唄です。



この歌を聴くと 涙があふれてしまってたけど
徐々に 落ち着きつつあります。


とはいえ まだ 胸の痛みは続いてるけど。

彼もわたしと同じ気持ちなのかなぁ?


もう私のことは 終わったこととして 奥さんもことで頭がいっぱいかなぁ?









彼からのメールには ‘ありがとう’も‘さようなら’も‘好きだった’もなかった。



わたしとの時間を 後悔してるのかなぁ?





ねぇ、ゆき、 ‘さようなら’ って 言ってよ。





でないと 終わりにできないよ。




‘さよなら’を聴かないと いつまでも 待ってしまうよ。

前に進めないよ。
ほんとはね 前に進まなくてもいい。


ずっとずっと 待ってたいから



いつか メールが来るかも?って
バカだよね。
もう 来ることはないって わかってるのに。


でもね でも 

1年だけ 待たせてください。



ずっと ずっと アドレスも番号も 変えないよ。
あなたから くることのないメールを待ち続けるために。



ゆき あなたが疲れて きつくなったら 私を頼っていいのよ。

メールだけでもいい

電話だけでもいい

私は それだけでも いい



あなたと繋がっていたい。
それ以上は 望まないから・・・・・。

お願い。。。。






卵巣がんをネットで調べてみた。
かなり 難しいガンだ。
卵巣 子宮 リンパ節 を全摘して
抗がん剤治療に入るということだったので
ステージも進んでいるのかもしれない。



そういう状況なのに わたしは 何を考えていたのだろう。
彼は 奥さんに返すべきだ。
もう待ってては いけないんだ。


思い出をたくさん くれた彼に 感謝して さようならってメールしたのに
わたしは まだ彼に寄りかかるとしている。


彼は 彼の居るべき場所に帰っていっただけ。


もともと 私とは ちょっとした時間を共有していく仲間だっただけ。
わかった?りが!



ちゃんと 前向きに 彼を送り出し 奥さんとの日々を 応援しなさい。
あなたには もう 彼と過ごす時間はないのよ。



現実を受け止めて 歩いて行くしかない。
今の幸せを 目を見開いて 感じて。





ゆき、、、、
わたし ゆきのこと諦めなくちゃいけないって ずっと 思ってました。
あの日以来 私は真っ暗なトンネルに独り取り残されたような
気持ちです。



でも ゆきやゆきの奥さんのこと考えたら
わたしの辛さは たかがしれてる・・・・
そう思って 我慢してきました。




でも やっぱり ゆきが好きなんよ。


好きで好きでたまらんのよ。



心がひきちぎられそうで・・・悲しくて悲しくて




ゆきが 奥さんのこと心配っていうのなら
わたしが そっちまで 行くけん。



治療費にお金かかるやろけん、わたしと逢う時はお金の心配はいらんけん。
ゆきが 来てくれたみたいには 来れんけど
一年に一回か2回くらいしか会えんかもしれんけど
それでも 繋がっていたいんよ。




わたしには ゆきしか おらんって 身にしみてわかった。








でも・・・・違うのよね?



ゆきは 奥さんと生きる道を選んだんよね?




だったら お願いします。

さようなら って言って。


そうせんと 私 前に進めんけん



さようならって 言って欲しくないけど・・・



でも それが 一番いい道だよね。