おととしの秋 主人の浮気が発覚し

私は 自分のことは 棚にあげ かなり参っていました。

主人の相手は 2人

一人は同窓会で再会し 以来 5~6年くらい付き合ってた模様。

でも その相手とは 私が気がついた数ヶ月前に終わっていました。

もう一人は 自分の部下だった女性。

部下といっても 主人よりも年上だから・・・・・かなりのおばあちゃんです。

転勤族だった我が家。 20年前に4~5年の付き合いがあり、

最後の転勤でまた復活し、7年近く 行き来があったみたい。

主人の本命は 同級生のようだった。気持ちがかなり入っていたような気がする。

だから ただのお茶のみ相手っぽいこの部下だった女とは 

私が知った時点で すぐに別れてくれるものと たかをくくっていた。

しかし 現実はそんな甘いものではなかった(泣)

そんなに頻繁に会うことはなかったみたいだが、 

私は敏感になってるw

すぐに 気がつくのだ。

会う気配がある度に 釘を刺した。

その時の 主人の答えは いつも決まっていた。

「もう お互い年だし、そういう関係じゃないし」

でも 携帯のメールに残っていたじゃない?!

《今日は 役にたたなくて ごめんなさい》

やってるじゃん!!

できなかったけど しようとしてたじゃん!!

「パパが もうそういう関係じゃないって思ってても、

相手は そう思ってないかもしれないでしょ?

現に つい最近まで そういう関係だったじゃない。

妻に知られたら もう終わりにしないと・・・・いかんっちゃない?

普通 終わりにするやろ?


もう終わりにしてください。

妻にばれたから もう会えないって ちゃんと伝えてよ。


●●さんは 私にばれてる って知らないから パパに

電話したり メールしたりしてくるんだよ。

ちゃんと 伝えないと いつまでも終わりにできないよ。」


おととしの秋にわかり、去年の夏までの間、

この問答を 何度繰り返したことか・・・・・

私は 何度もお願いし、何度も裏切られた。


また会おうと約束する二人に もう限界だった。

意を決し 相手に電話をかける。

いくつかの証拠を握っているのだから 話は早かった。

この女と話している中で 二人が以前からの20年来の付き合いだったということが

わかった。

ここ数年は 私も反省すべき点がいっぱいあったから しょうがないと思うが

20年くらい前 まだ結婚してそう経ってない頃から 私は裏切られていたのだ。

絶望感は深い。

電話先、毅然と ひるむことなく喋る女。

まるで 私のほうが悪いみたいだ。

「お願いします」


なんで 私が頼まなくちゃいけないの?!

電話をしている間中、

もやもやしたが 争いごとが嫌いな私は 信じられないくらい冷静で穏やかな

対応をしたと思う。


彼女は社内では 主人の片腕として 有能に働いてくれていたことも知っていた。

ずっと ‘有難い’と感謝していた。

やりきれなかったのは 一言の謝罪もなかったことだ。

主人に 話した。

「電話したよ。もう会わないし、電話もかけないし、電話があっても出ないって

約束してくれたよ。」



「え?! 電話したの? 急に電話したら びっくりしたろうに・・・」


相手の肩をもつ主人に私はムカムカきた。


「なに?それが あなたの気持ち?

いつまでも ずるずると 終わりを告げられなかったから 私がやったまでだよ。

また あの女と会う約束してたじゃん?

なんで?


この電話で あの女と20年前からの付き合いだってことも わかったよ。

なんで そんなことしたん?

家族よりも大事やったん?

あの頃の私は まだかわいげあったやろ?


パパが 初めに私が知った時点で きちんと終わりにしといてくれれば

そんなに前からの付き合いだったなんて 私は知ることはなかったのに・・・・。


私が どれだけ 傷ついたか 全然 わかってない!

パパからも あの女からも 一言も謝罪がないやん!


この一年だって 私だけじゃん、 パパに対しての態度を謝ったのは・・・

また 夫婦をやりなおそうって そう思ってこれまでの態度を謝って、

パパに尽くそうとやってきたのに。


パパの考えは おかしいよ。

妻が浮気相手に電話しなくちゃいけない状況まで追い込まれた悲しみや苦しさ、

全然 わかってないよ! 

浮気相手の肩をもつなんて・・・・妻の気持ちを全然わかってないやんっ!!」



私は 初めて 声を荒げた。

初めて 悔しい! 許せない!馬鹿にしてる!

と思った。

今まで冷静に冷静に対応してきたことが裏目に出たのかもしれない。

私だけが 下手に出て 謝ったことがいけなかったのかもしれない。 

主人は勘違いしたのだろう。

自分は悪くないと思って ばれないようにすればいいだろうと 

甘く見たのだろう。


これまでの関係修復への努力は なんだったの・・・

もう信頼できないよ・・・・

浮気発覚後 私は 主人や相手の女性をののしったり 責めたりはしなかった。

それは わたしも 主人には言えない過去をいっぱいもっていたから。

だから 我慢した。 私には主人を責める資格はないと わかっていたから。

私も 同じ穴のムジナだと自覚していたから。

だけど もういい、もうそんな 訳け知り顔のいい女の仮面はいらない、

感情の赴くままに 主人に抗議した。

もう離婚したい と思った。

そういった気持ちが伝わったのか?

主人から 初めて謝罪の言葉が出た。

「ごめん!」



その後 主人のディフェンスは鉄板になった。


私は あれ以来 もう携帯チェックもしていない。

信じるしかない、信じていく道を歩むしかない。


知らないほうが幸せ なこともあると知った。


携帯チェックや手帳チェックなんて それまで一度もしたことがなかった。

TVや雑誌にそういう話があっても うちとはまったく関係ないと思っていた。


今の私は そういうチェックは やめといたほうがいいと言える。

知ったら地獄だ。


でも こうなったのも 運命。

しょうがないと諦め 生きていくしかない。

自分だけが 彼氏を見つけ SEXを楽しみ それなりに充実していると勘違いしていた。

主人にも主人だけの時間があり秘密がある。

人生の中で お互い秘密の時間を持つのも いいのかもしれない。

ただし 配偶者にわかって 配偶者が嫌がる時は 第一に配偶者の気持ちに

沿うことが大事だと思う。

それが できないのなら 離婚するしかあるまい。


私は 今回のことで 仕事を辞めた。

会社では それなりの評価も頂き 

これからもっと・・・という段階だった。


この浮気がわかった時 通勤時 何度も涙で前が見えなくなり危険な状況に陥った。

仕事でも 凡ミスが続く。

夜も眠れず 体調を崩していた。

辞めることを決めたとき 上司は「1ヶ月休養して また戻ってくればいい」 と

言ってくれた。

有難かったが もうその気力はなかった。



辞めて2ヶ月 のんびりできた。

以前の職場に 未練がないと言えば嘘になる。


時給もよく 有給ももらえ ボーナスもあった。

なによりも 頑張れば評価してくれる職場だったから。


状況が変わったからとは言え、退職を選択したのは私。

心機一転 頑張ってやっていくしかない。

仕事も夫婦も いろんな状況でころころ変わっていく。


一からのスタートだけど たまには リセットボタンを押すのもいい。


自分では きっと押す勇気はでなかった。 

神様が 再スタートを切らしてくれたんだろうなぁ。

こういう道を 人生を 用意してくれたんだろう。


私は 歩く!

前に進む!

後悔はしないよ。


自分の人生を 自分の思いのままに。 




あれから 1年近く 経っちゃった。

時間 たつのってほんと 早い!

その後 復活した私たち。 

経済的にも精神的にも

ちょっぴり不安定だった彼の元へ この一年、何度となく

私の方から出向きました。

ここ最近は 彼のお仕事が忙しく 会えなかったけど、、、、

もうすぐ会えます。

5ヶ月ぶりかなぁ?

この何年か二人のブームになってる馬油PLAY

久しぶりに堪能できるぞ!w

主人とのSEX ぼちぼち 復活はしてきたけど

やっぱり主人とのは SEXとは呼べないくらいお粗末なもので・・・・。

オナってたほうがまし?って感じです。

それでも やっぱり ‘男’の人にぎゅーって抱きしめられたい私。

虚しさが残るだけなのに・・・・

それに比べ 彼とのSEXは 毎回 充実してます。

男の人って 自分の妻に対しては 燃えなくてサービスできないんだろうか?

彼も 奥さんとはしない派みたいだけど・・・・

たぶん 彼も 奥さんとするとなると 愛撫もキスも あまりないのかもね。

そう思ったら 不倫SEXって 男女ともに 必要なものかもしれない。

私だけかもしれないけど・・・満足なSEXをすることによって 精神的に安定するし

身体も(肌 つや 潤い感)綺麗になっていくような気がするから。

もうすぐ彼に会います。

デートの詳細は また 後日 報告します。

彼からのメールがぱったりと来なくなって2ヶ月近くが過ぎた。


だんだんと 携帯メールのチェックも しなくなっていった私。

久しぶりに 携帯を開いてみる。

あ!! 見慣れたアドレスの着信 がある!!

胸がキュンとなる

でも 開くのが怖くて・・・・。


そこには 彼の近況と‘思い’が書いてあった。

≪急に あんなことになって 悪かった。

やっと いろんなことが 落ち着いてきたよ。

りがのことが ずっと忘れられなかった・・・

長く付き合ってたから 俺の心のよりどころになっていたよ。

時間のある時 メールが欲しい。≫


嬉しかった。

もう 無理と思ってたのに・・・・・。

無理と思っていたから 余計に嬉しくて・・・・・。

とりあえず

≪メール ありがとう。

すごく嬉しい。

もう 諦めてたよ。

また 改めて メールします。≫


送信した。

たった 一通のメールで 地獄に落とされたり

天国に昇ったり

これまでは 軽い気持ちでメールしていたが

気持ちを メールに乗せて

相手に 届けるのって

ほんとうは すごく 大切なコミュニケーション。

メル友から始まって

セフレになって

すぐに 愛おしい人になっていった彼。


彼を失うことによって 初めて気がついた。

私にとって 彼は どれだけ 大切な人だったか。

その彼が もしかしたら 戻ってきてくれるかもしれないんだ!!

わたしは 自分の思いのたけを  メールに託した。


もう なにもしない方がいいのかなぁ。
向こうから 言ってこない限り 元に戻るのは
無理だろうなぁ。




奥さんが生死をかけた病気と闘ってる時に
二人の関係を続けるのは あまりにも酷いことだ。





わたしは きっと  
振られたから 追いすがってるだけかもしれない。
きっぱり 忘れてやるのも 愛情のひとつだよね?




彼とのことは 彼との時間は わたしの宝物になっている。
そういうものを もてただけでも幸せなんだ。



誰にも相手にされず つまらなかった青春時代。


主人と出会い 恋をし 結婚した。


だんだんと 二人の距離は 離れて行き
淋しい毎日を送っていた時
彼が現れた。






初めて逢った日 雨だったね。

車に乗り込む時 恥ずかしかったけど・・・・
思い切って 顔をのぞきこんで・・・

「はじめまして~ よろしくね」
これが 精一杯だったっけ。



彼の顔を見た途端

‘いい男やん’って思った。





車の中での会話も鮮明に覚えてる。
もう8年も前のことなのに・・・・。

彼は 2つ目の交差点あたりで こんなこと言いだしたなw



「次は いつ会えるか それが心配で・・・」




今 逢ったばっかりじゃんwww って私は笑ったっけ。




OPENしたばかりの 海辺のカフェテラスに行こうかと思ってたけど
今日は天気が悪いから・・・って。




わたしも そこをチェックしてて 偶然にびっくりしたよね。


あの日から8年 二人の気持ちは変わってなかったはずなのに。
これも 運命か。





いい思い出ばかりだった。




幸せな日々だったのに 彼に対して いつも
別れを切り出してた。


切り札は 私がもってると思ってた。
人生は わからないよね(苦笑)
こんな どんでん返しの連続だから 面白いのかも?



貴方との思い出は 大切にしていきます。




でも 貴方のことは 忘れるよう努力していかなきゃ・・・・・・・





新しい彼氏を みつけよう!
今度は近くの人がいいな。









あの日から 一年ですね。
大変な一年だったでしょう。



きつかったね。




いつも 貴方や貴方の奥さんのこと 考えてました。
別れは あまりにも突然で、、、悲しすぎて、、、、
いつも泣いてた。



うなされて 寝言で 「なんで・・・」って 涙流してた。



主人は 自分のせいだと思ってたみたいだけど。




でも 貴方や貴方の奥さんの毎日を思ったら
私の悲しみなんか ちっぽけなもんだって、、、、
自分は自分で 生きて行かなくちゃって思ってました。





貴方の決断は 素晴らしいと思います。
わたし ますます 好きになったもん。




今後も 奥さんと寄り添って 生きて行かれると思いますが
私のこと もし 嫌いになってなかったら、
そして 
この先 ちょっとでも 
貴方に 心の余裕ができた時には・・・・・
そんな風に ついつい思ってしまいます。






お金のことは 大丈夫です。
ちゃんと へそくりがあるから。
貴方に 負担はかけさせません。
奥さんのことが心配で そこから出られないのなら
私がそちらへ行きます。
来てくれたみたいに 頻繁には来れないけど。




そんなこと あの日から 毎日考えてました


無理ですか? 



 
今は 無理でもいいです。



私は 貴方の気持ちに余裕ができるまで 待ってます。

この先 1年でも 2年でも 3年でも  ずっと待ってます。

私にとって 貴方は 最後の人です。


最高で最愛の人だから。





それでも この先はない って決めてらっしゃるのなら・・・




お願いします。



さよなら って言ってください。




私 このままでは 前に進めません。