主人の浮気が発覚したのを機に 私は彼と別れようと思った。
電話で いきさつを話し これからは 主人とやりなおしたいので
別れたいと・・・・・
案の定 彼は 別れたくない と言った。
私は 折れた。
やはり 彼も私には必要だと思った。
ずるい女。。。。。
主人には メールでさえ 辞めてもらったのに
わたしは まだ 彼と繋がっていたいと思っている。
彼 「頑張れ~」
電話口で 彼が励ましてくれた。
こんな風に エールを送るタイプの人ではない彼が
明るく 励ましてくれた。
その後 私は 狂ったかのように 彼との逢瀬を重ねて行った。
それは これから先の・・・
これから先の、私と彼の行く末が わかっていたからだろうか。 
この短い間に何度も肌を合わせた。
秋 私は3泊4日で旅行した。
そのうちの2日間 彼はわたしと同行してくれた。
ただの 安ビジネスホテルだったけど 楽しい時間だった。
誰も知っている人がいない という解放感で いつもよりも明るく過ごせた。
街中を散歩したり ウィンドゥショッピングしたり・・・・・
それでも 改札口で見送る度 ‘もうこれで逢えないかも’
そう思った。
JRの企画で 平日限定の格安切符が期間限定で売り出されていた。
それを使って 2回 彼のもとにも 行った。
平日だから 夜だけの短い逢瀬だったが 幸せだった。
彼も 2回来てくれた。
この秋から冬 私たちは なにかにうごかされているかのように
何度も何度も 逢った。